do-raku blog*

旅ネタ、MLB、オレ流、ヒトリゴト…
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カンボジア写真のギャラリー
旅から既に4ヶ月も経ってしまったカンボジアですが、ここ数日の突貫作業でようやく、撮り終えた写真のRAW現像→選択を終え、自信作とまではいかないまでも、見るに耐えられるレベルのお気に入りを集めてまとめたギャラリー形式のサイト(←click)を完成させました。


プノンペンの少女。 「Monday Morning」より

すでにシェムリアップでの村めぐりの写真はUPしてあったのですが、今回はそれに加えて新たにバイヨンとアンコールワットの遺跡編「Heritage」と、プノンペンを散策した2日間のスナップ写真をそれぞれ、「Sunday」、「Monday Morning」と題して2部構成で、計3部を追加して合計4部構成のカンボジア写真ギャラリーとしました。


バイクが次々に走り抜けるプノンペンの朝。 「Sunday」より

カンボジアは今回が4年ぶりとは言え2度目だったこともあり、リバーサル・フィルムを使って色彩を意識した前回とは打って変わって、遺跡や街の散策などはモノクロ・イメージで撮影しました。
個人的には好きなんですよ、モノクロでのスナップ撮影が。
モノトーンにしてしまうことで対象物や構図重視になって、撮影する側の意図がシンプルに映し出されますしね。


窓から見つめる若い僧侶。 「Heritage」より

但し、今回のカメラはデジイチでしたのでRAW撮影によって、撮影後はカラーにもモノクロにもなってしまう曖昧さもあり、強烈に色を感じた場面、例えば村めぐりはその道中での強い日差しに照らし出された大地の色などに誘発されるかのようにカラー・イメージで「色」を意識して撮ってみましたし、それは朝陽や夕陽の写真などにも言えることです。


西日を浴びた村の一本道を行く少女
振り向いたその視線が印象的だった。 「Village and People」より


このあたりの曖昧さが許されてしまうところなどがデジイチならではですが果たして、見て感じる場合にモノクロが良かったのか、カラーが良かったのか、きっと賛否も分かれるんじゃないでしょうか?

そんな論点も含め今回のカンボジアの写真。
見てくださった人たちはいったい、どんな感想を持たれますかね?
写真を見て、「行ってみたい!」と思いますか?

僕のこの旅のテーマは、「生活文化にふれるような旅」でした。
それは素朴な村の人たちとのふれあいから始まり、遺跡から感じるロマンに心を癒され、孤児院の子供たちにカンボジアの社会と未来への思いを馳せ、初めて訪れたプノンペンに東南アジア独特の生活の匂いを感じた。

こんな旅、もう1度しようと思っても中々、出来ないんじゃないか?
それが僕のこの旅の感想であり、そんな旅の場面場面を見て、何かしらを感じてカンボジアへ旅立とうと思ってくれたら?

それはきっと、作り手として「最高!」ですね。

ぜひ、あなたなりのカンボジアを楽しんでください!
| sammy | travel: カンボジア2007 | 23:01 | comments(13) | - |
今宵はミラクル・メッツ! --シェイ・スタジアム--
NEW YORK METS vs COLORADO ROCKIES, 24 Apr.

メッツはかつてヤンキースでも活躍したキューバからの亡命投手、オーランド・ヘルナンデスが先発。

ヘルナンデスは同じくキューバを亡命した腹違いの弟、リバンの97年Wシリーズでの活躍に誘発され同年冬にキューバからいかだで命からがらの脱出。
2日間の漂流生活を経た後、メキシコ沖に流れ着き亡命をしたという異色の経歴の持ち主です。

経歴も異色なら投球フォームも異色で、愛称のデューケ(公爵)は投球時に上げた左足がクイックィッと体にまきつけるようにする独特のフォームが公爵の動きと似ていることから付けられたもの。
その投球も上手から横手から、変幻自在の投球を見せます。


独特なフォームのヘルナンデス

そんなデューケですが全盛期の威力は既に峠を過ぎ、ここ数年間はいくつかのチームを渡り歩き昨シーズン途中、メッツに拾われるような形で復活を遂げました。
好調さは今シーズンもここまで持続し、この日もクイックィッと7回を投げて被安打4の無失点。
しかし、この日は豪華メッツ打線も相手投手の前に沈黙を続け、9回まで共に両チームがゼロ行進のまま延長戦へと突入します。

メッツは0対0の9回表から抑えの切り札、ビリー・ザ・キッドことビリー・ワグナーを投入しました。


100マイル左腕ワグナー

このワグナー。
お金を払って観たい選手ランキングでも上位にランクされるほど、その最速100マイル(約161km/h)を誇るストレートは威力十分のメジャー屈指の快足左腕です。
とにかく、力強いフォームもそうですが、そこから繰り出される球はビシィ〜と一直線にキャッチャーのミットに吸い込まれるかのように速い、速い!

間近でその迫力を感じられる上に観戦に払った金額はたったの5ドル!

間近の席に座り込んで観戦しているのは要領以外の何者でもないですが、よ〜く周りを観察していると、どうも周りの人たちも正式にその席のチケットを持って観ているのか怪しかったりします。
と言うのも、やたらと席の位置を前後に変わったり、携帯電話で今居る場所を自慢げに話して仲間を呼び出したり、
「同じ類じゃないのか?」と妙に安心感を与えられたり(笑)。
しかし、こうして空席に勝手に座るというのはキャパの大きなMLB観戦ではごく当たり前のことで、どこの球場でもどの試合でも、当たり前の光景なのです。

そしてこの試合。
ここまで0対0ながらお互いが貧打戦でもなく、チャンスにあと1本が出ない展開といい、ファンの熱気、選手の気迫、どれをとっても5ドルの観戦は安すぎるとこの時点で僕の心には数十ドルのおつりが来ている気分でした。

試合が動いたのは延長に入った10回表。
同点のまま9回から投入したワグナーが2イニング目のこの回、2死2塁から8番打者にタイムリー3ベースヒットを打たれてしまいます。
ところがその裏、ミラクル・メッツの形容詞そのものの奇跡が起こります。
2死ランナー無しから代打に出たイーズリーが起死回生の同点ホームランをレフトスタンドに叩き込んで試合は振り出しに。

このイーズリー。
最初に代打で名前が告げられた時、僕は、
「あのダミアン・イーズリー?」かと疑心暗鬼でした。
それもそのはず、彼はかつて2000年に野茂がデトロイト・タイガース在籍時には正2塁手として活躍し、全米オールスターチームの一員として日米野球に来日した経験もあるほどの選手でしたが、ここ数年はレギュラー選手として目立った活躍はしていなかったはずです。
そんな選手がいつのまにか控え野手としてメッツにいる。
そして、そんな選手がこの絶体絶命の場面で出て来て打ってしまう。
豪華レギュラー陣の陰で層の厚さを感じます。



夜が更けるにつれ肌寒さを増してきた球場も、ファンの熱気でスタンドは熱く熱く盛り上がります。

そして、その熱気が最高潮に達したのは12回裏でした。
先頭の7番グリーンが出塁。
8番バレンティンが送ってスコアリングポジションにランナーを進め、さらにはボークで1死3塁の絶好のチャンスを迎えます。
代打ニューマンこそ三振に倒れましたが1番レイエスが敬遠気味のフォアボール歩かされた後、代走で出てそのままレフトのポジションについていたチャベスへと打順は回ります。
チャベスは豪華レギュラー陣の陰に隠れて外野のバイプレイヤー(どこでも守れる選手)に甘んじていますが、走攻守ともにレギュラー級の実力を持つ若手有望選手です。
そして迎えたこのチャンス。
何と、意表を突くセフティーバントをピッチャー横へ転がし、この試合に決着をつけてくれました。


ナインに揉みくちゃにされるチャベス

今宵のミラクル・メッツの主役は豪華レギュラー陣ではなく、起死回生の同点ホームランを放ったイーズリー、そしてサヨナラ・セーフティーバントを決めたチャベスです。


大興奮でヒーローインタビューを受けるチャベス
日本と違ってメジャーでは試合後にグランドでインタビューをする習慣はなく、
メッツはファンサービスのために独自に行っていて珍しい



同じくヒーローインタビューを受けるイーズリー

スタンドのあちこちから聞こえる、
「♪エ〜ンディ〜、チャベ〜ス♪」の大合唱。
帰路の地下鉄7番線でも各駅で降車するメッツ・ファンのそんな大合唱が、グランドセントラルまで続きました。
今宵はまさに、
ミラクル・メッツ!
| sammy | travel-mlb: NY-シアトル2007 | 20:58 | comments(1) | - |
Let's Go Mets !! --シェイ・スタジアム--
ブロンクスのヤンキースとクイーンズのメッツ。

同じNYに籍を置く両チームですが、人気、実力、伝統共に圧倒するヤンキースに比べ、どうしても陰日なたの存在に映ってしまうのがメッツ。
しかし、大都市NYのビッグマーケットを背景にここ数年は豊富な資金力からストーブ・リーグ(シーズンオフ)の主役とも言える大掛かりなFA選手獲得を続け、昨シーズンは圧倒的な強さでナ・リーグ東地区を制し、今シーズンもこの日の時点ではうだつが上がらないヤンキースを横目に首位を快走中なんです。

1番の快足レイエスから始まるオーダーは2番にしぶといバッティングのロデューカが繋ぎ、3,4番にベルトラン、デルガドといったFA獲得の大砲が構え、その後ろを若手生え抜きの人気イケメン選手ライト、下位の6,7,8番にはアルー、グリーン、バレンティンといったかつて他球団で主軸を打った顔が並ぶ超豪華打線。


2年連続盗塁王、ホセ・レイエス


練習中は笑顔も見せた(?)、カルロス・デルガド


レイエスと並ぶ人気者、デービッド・ライト

実に1番から7番までが全てオールスター出場経験もあるという人気、実力ともにライバル球団ヤンキースに勝るとも劣らないラインナップを形成しています。

しかもその上、大金払ってかき集めた選手らをヤンキースタジアムよりもはるかに安い入場料で大金払わずに観れてしまうのだから、今のメッツはメジャーリーグ観戦の超穴場的な存在かもしれません。
それほどまでにこの居並ぶ打線は個性十分、魅力十分なのです。

投手陣こそ大黒柱のエース、ペドロ・マルチネスが昨季終盤に痛めた肩の手術の影響で夏場まで戦線離脱中ですが通算300勝が目前のグラビンが健在。
昨季復活を遂げたヘルナンデスとの2枚看板を軸に、他は実績の少ない若手中心の先発陣を豊富な中継ぎ陣でカバーし、リードした最後は100マイル左腕、ワグナーが抑える磐石の布陣です。


メジャーを代表する快速クローザー、ビリー・ワグナー

こうなればこのメッツ。
昨季はあと一歩で逃したワールド・シリーズ進出はおろか、今シーズンこそ21年ぶりのワールド・チャンピオンを狙って、
Let's Go Mets !!

MLB観戦ツアー最初の試合は魅力十分のメッツ打線を観にシェイスタジアムです。
| sammy | travel-mlb: NY-シアトル2007 | 15:50 | comments(2) | - |
5ドルの幸福 --シェイ・スタジアム--
今時、ただでさえ物価の高いニューヨークでたった5ドルで楽しめるエンターテイメントなんてあると思います?
スポーツ観戦だったらヤンキースタジアムでは3階席でも$50前後しますし、ブロードウェイのミュージカルに至ってはTKTSの当日半値チケットでも$60近くします。

そんなご時世にメッツの本拠地、シェイスタジアムではMLB観戦をたった5ドルの入場料で楽しめてしまうのです!

ここ数年、アメリカでも日本でも観客増を見込むいくつかの球団が予めシーズンのスケジュール、対戦相手などを睨んでチケットの価格を変動させ、このような安い料金で観れる試合を設定しています。

メッツの場合、一番高いプラチナ設定のゲームから、一番安いバリュー設定のゲームまで全部で実に5種類もの価格設定に分かれており、この4月24日は年間12試合設定されている最も安いバリュー価格で観戦を楽しめるゲームでした。
そして、その最安値は正規価格でたったの5ドル(約600円)だから驚きです。

5ドルと言えば例えば、アメリカではマクドナルドのハンバーガーがセット価格で税込ならばどれも$6以上しますからそれよりも安いですし、タイムズスクエアにあるyoshinoya(吉野家)の牛丼(レギュラーサイズ)が税込で$4.51ですから、吉牛にわずか60円費やせばメジャーリーグ観戦が出来てしまいます。
ちなみに、球場のビールが$7.25でしたから、飲み干すビールよりも観戦代のほうが安い逆転現象です(笑)。



僕は当初、そんなチケット価格の仕組みを知らずに球場へ行きました。
到着して当日のチケット売り場で、
「Best seat available?(空いてる一番いい席)」とリクエストしたものの、
大都市NYに籍を置くメッツは球団の営業努力も相まって俗にフィールド・シートと呼ばれる1階内野席はシーズン・シートでほぼ完売状態です。
それでもたった1席であれば所々空いているのですが、その価格が高い割には場所が悪かったりして納得できずに、
「Behind homeplate and upper?(バックネット裏の上階)」でリクエストしたら何と、
「OK, $5」との返答が来ました。
「えっ、5ドル!?」と思わず驚くと、
「Yes, Good place and Good view !(そうだけど、いい場所でよく見えるよ)」。

確かに5ドルを払って受取ったチケットの席はホームプレート後方の4階席ながら前の方で、東京ドームに例えればバックネット裏2階席後方あたりの位置です。
この場所でも5ドルの経費を考えれば十二分に楽しめるわけですが、シェイスタジアムの場合はさらにカラクリ(?)があります。
観客動員の少ない平日の試合などの場合、球場内各座席エリアでのチケット・チェックが一切なく、チケットさえ持って入場すれば空いているどの席にでも座れて観れてしまうのです。
言うなればフリー・シート状態です!

もちろん、僕はこの恩恵(?)に思いっきりすがりました(笑)。


この迫力がたったの5ドルで!?

この夜は対戦相手が人気薄のコロラド・ロッキーズだと言うことに加えて、夜になるとまだ肌寒い4月末のニューヨークです。
ほぼ完売のシーズン・シートは空席ばかりが目立ち、1階席のベンチすぐ上あたりでも所々の席が空いています。

僕が腰をかけたのは1塁側ベンチ入口すぐ前の4列目!
そして、このたった5ドルの試合は思いもかけぬ大興奮のエンターテイメントへと展開していきます。
| sammy | travel-mlb: NY-シアトル2007 | 12:24 | comments(0) | - |
ニューヨーク春模様 --NEW YORK--


4月末。
NYでは街路樹に白や淡いピンクの花が咲き、街に彩りを沿えています。
そんな彩りがNYらしく感じるのは、バックに建ち並ぶ景色がクラシカルな建物であったり、アートに描かれたビル壁であったりするところ。
この日はそんな春景色のソーホーを午後から散策。



木々に咲いた花々は既に盛りを過ぎたものも多く、加えて4月末だと言うのに晴れ渡ったこの日は気温も昼過ぎからグングンと上昇!
道行くニューヨーカーたちもジャケットを脱ぎ、初夏の装いさえも感じたNYでした。

| sammy | travel-mlb: NY-シアトル2007 | 01:50 | comments(0) | - |
ワールド・トレード・センター --NEW YORK--
NYへ来て、最初に行った先はワールド・トレード・センター跡地でした。

この日は買物も兼ねてソーホー周辺を散策するつもりで地下鉄A、C、Eのホームで列車を待ち、最初に来たE列車に乗り込みます。
ところが、このE列車の終点はあのワールド・トレード・センターであり、列車の窓辺に終点が書かれた文字を見るや否や、数週間前にレンタルで借りて見た映画「ワールド・トレード・センター」の記憶が浮かんできました。

この映画は2001年9月11日に同時多発テロで崩壊されたワールド・トレード・センターでの救出劇を実話化したものですが、僕自身は同時多発テロがあってから最初に行った2003年6月のNYでも何かしらの思いを感じてワールド・トレード・センター跡地を訪れ、その悲惨さを肌で感じ取っています。
そして今回、あらためて映画という形で見て、複雑な感情も抱いていました。

「せっかくだからまた、行ってみようかな」。

行き先は終点ですから、そのまま乗っていれば到着します。
そもそも、映画を見た感動から再び行ってみようと思ったわけですからミーハーな動機と言えば動機で、それは2000人以上にも及ぶビル崩壊の被害者らのことを思えば軽はずみなことでもあるのですが、そこへ行って考えてみたいことはたくさんありました。



4年前に行った時には終点で地下鉄を降りてそのまま地上へと出て、ワールド・トレード・センター跡地に沿って通るチャーチ通り沿いから崩壊された現場を生々しく眺めた記憶がありましたが、今は周辺も整備され、加えては跡地に新たなビル建設をしている真っ最中です。
地下鉄駅は対岸のニュージャージー方面へ行くパス・トレインへと乗り換える改札を出た地下部分が整備され、その整備された地下部分から金網越しに跡地とビルの建設状況をうかがえ、さらにはその地下部分の壁に子供らが描いた平和を願う何枚もの絵の展示があったり、地上部分には2001年9月11日の様子を克明に記した記録や写真の展示もなされ、それはまさに、テロの悲惨さをアピールすると共に、観光スポットとしての様相も呈しているかのようでした。



しかし、そもそも僕が考えてみたかったことはテロが起きてしまった要因の1つでもある「アメリカ帝国主義」でした。
断っておきますが僕はテロ信奉者でもなければ、アメリカ第一主義でもないし、反ブッシュでもありません。
でも、結果的にあのようなことが起きてしまい、多くの人が心を痛め、命も絶っている。そして、それがやがてイラク戦争へと繋がり、そこへ繰り出された兵士の死者はビル崩壊による犠牲者の数も既に超えていると聞く。
ではいったい、何が正義であり平和であるのか?
いかなるものにも屈しないアメリカの精神が正しいのか?
アメリカ国民も皆がそう思っているのか?



考え出したらキリがない疑問が沸き、それらに対する確実な答えは浮かんできません。
でも、この場に立って思うのは、人の命は大切だと言うこと。
それさえ十分に理解できれば神のためでも何のためでもなく、命を絶ったり絶たせる行為はできないし、やってはいけないということ。

悲しいかな、そんなことを考えながらも僕の頭の中に浮かんでくるのはニコラス・ケイジの名演技と映画のシーンでした。
やはり、あの出来事は美化されていくのかなぁ〜?

思いは複雑ですね。
| sammy | travel-mlb: NY-シアトル2007 | 13:42 | comments(0) | - |
アメリカで最初に会った意外な人?
4月23日午後5時55分成田発のUA機で僕はNY〜シアトルと周る1週間のMLB観戦旅行へと旅立ちました。
ところが今回のフライトはUAが昨秋にNY直行便を廃止していた関係や他の経由便が取れなかったことなどからアメリカ最初の寄航地は西海岸のサンフランシスコ。
ここで一旦寄航して入稿審査を終えた後、約3時間近くもの待機時間を経てサンフランシスコ〜NYの国内線へと乗り継ぎ、最終的にNYのJFK空港へと到着するのは同日ながら23日の午後10時頃。長い長い1日となるわけです。

サンフランシスコへは予定時間よりも早い午前10時30分前に到着しました。時差があるので成田からですと約8時間半のフライトです。
到着後、入国審査の長い列をくぐり抜けて再び今度は国内線への乗り継ぎ口へと向かいます。
到着が早かったことも手伝ってNY行きの便の出発までにはまだ、3時間近くもあります。
待合口で楽しみがあるわけでもないのは分かっていたので唯一の楽しみとして、それまでのフライト中は機内食を控えめにし、この待合時間にフードコートなりで「美味しいものをゆっくりといただく」。
これが僕の目論見であり、それを実行すべく物色中のことでした。

とあるフードコートのテーブルにどこかで見覚えのある顔の外国人が。
もちろん、ここはアメリカなので外国人に見えるのは僕であって、その見覚えのある顔の人はこちらの人(かもしれない?)なのですが、「何で、この人、見覚えあるんだろう?」と一瞬の疑問を浮かべて見つめると向こうがこちらの疑問に答えるかのようにニヤッと反応の笑みを浮かべます。

「あっ!(分かった!)」、
「Mr.クルーン?」と尋ねるとすかさず、
「YES!」と返事が。

そう、見覚えのある外国人は日本のプロ野球で活躍する外国人投手、横浜ベイスターズのマーク・クルーン投手でした。



でも、シーズン中の今、ベイスターズの抑えの切り札であるはずの彼がなぜ今、ここに?
しかも、こんな開放的なフードコートの一角でフォークとナイフを両手にタコスに舌鼓を打っているのか?

スポーツ新聞を購読している僕には覚えがありました。
確か、昨日あたりの新聞に「出産に立ち会うためにアメリカへ一時帰国」の記事があったことを。
それを目にした時には、「シーズン中だというのにとんでもないなぁ」とは思ったものの通常、外国人選手は代理人を通じて契約をする際にこういった条項を取り付けるのが常であり、「家族のため」にする行為は仕事を差し置いた常識でもあります。

目と目が合って「YES!」と答えたクルーンは、「写真を撮ってもいいか?」との僕のリクエストに椅子から立ち上がって答え、さらにはメモ帳を差し出したサインの応じにも快くペンを走らせてくれました。

僕が、「ゴメンね、中日ファンだけど」と言うと、
「Oh,No Problem」、
「タイロン(ウッズ)はオレのトモダチさ」とあっさりそのもの。
う〜ん、実にいい奴そのものでもあったんですよね。

でも、待てよ?
これが今回の旅で初めて話した相手じゃないのか?
しかも、旅の目的はアメリカで野球を観ること。
もちろん、サイン収集だって目的の1つ。

それが?

思いもかけない旅のスタートでした。

*マーク・クルーン投手(横浜ベイスターズ)
2004年ベイスターズ入団。最速161km/hの日本最高急速を誇るハマの守護神。

追記:
この時、「出産だよね?」という僕のジェスチャー(出産の英語もわからなかったので…笑)にも、「YES!」と答えていたクルーン投手。
僕が帰国後に彼の公式HPを覗くと、「I am happy to announce the birth of my new daughter(めでたいニュースがあります!女の子が生まれました!とても幸せです)」とのお知らせがありました。
そしてプロフィール欄には好物として、「メキシカン・フード」の記述も(笑)。
| sammy | travel-mlb: NY-シアトル2007 | 22:28 | comments(0) | - |
MLB観戦計画2007
出発が来週月曜日(4月23日)ですが、今年もMLB観戦へ行って来ます。
今回の訪問地は思いっきり俗的にニューヨークとシアトル。
ニューヨークは5年連続ですが、こと松井が出場しているヤンキースに限れば3年ぶりになり、シアトルは2002年の9月以来ですから5年ぶりとなります。

そもそも今回の観戦旅行。
最初は全く他の目的で休暇を申請してあったところを3月後半に方向転換。理由はこの計画で観戦を当てはめるとこの期間はけっこう、美味しく楽しめるのです。
まずは行き先はニューヨークですが、到着翌日の24日はシェイスタジアムでメッツvsロッキーズ戦があります。
残念ながらロッキーズ所属の松井稼頭央選手は今季絶好調ながら先日、腰痛のためにDL入りしてしまいましたが、彼が昨年追い出されたメッツ相手の敵地でのプレイには興味がありました。
このカードは翌25日はデーゲームが組まれており、同じ日の夜にはヤンキースタジアムでヤンキースvsブルージェイズ戦もあります。そう、この日は同じニューヨークで変則ダブルヘッダーも楽しめるわけです。
今現在はDL入りしている松井秀喜選手も23日には復帰が濃厚で、およそ3年ぶりにヤンキースタジアムで彼の勇姿を見れるのも楽しみ。
このカードは翌26日夜もありますが、当初はここ26日がボルチモアでレッドソックスの松坂登板予定の試合があり、予定通りであればニューヨークから日帰りで行くつもりでした。
ニューヨークからボルチモアは距離にすれば200マイル(約320キロ)もありますが、グレハンのバスを使えば片道約4時間、深夜の運行もあり、往復$35で日帰りが可能でした。
この計画は観戦計画を考えた上での裏ワザ部分でしたが(笑)、レッドソックスが12日の試合を雨天順延したために計画はボツに。
その代わり、翌27日のヤンキースタジアムでのヤンキースvsレッドソックス因縁の一戦に松坂登板予定がずれました。
この試合が僕のニューヨークでの観戦の最後でして、チケットも事前に抑えてあるプラチナカードです。
松坂vs松井のメジャー初対決を生で見れるかは今後1週間、レッドソックスの試合で雨天順延がないことを祈るばかりですが、レッドソックスを好きになれない(理由は本サイトの2003年の観戦記でも見てください…笑)僕にしてみれば松坂はこの上ない刺客にもなるわけで、迎え撃つ心境で戦わなければなりません。
う〜ん、これってちょっと複雑なんですけどね(笑)。
でも、う〜ん、ヤンキースタジアムでレッドソックスを少しでも応援するなんてやはり、「できない!」よなぁ…。
余談ですが僕は過去2回、ヤンキースタジアムでの対レッドソックス戦でヤンキースファンからビールの差し入れもいただいています。
それは遠く東洋の国から観にやって来て声をからしてヤンキースを応援し、レッドソックスに罵声を浴びせる日本人に敬意を示してくれた証でもあると、勝手に、推測しているのですが、そんなヤンキースファンを裏切ることはやはり、できないよなぁ〜。複雑です。
いや、こんなことを考えていると生来雨男の僕ですから、実現以前に冷たい春の雨の仕打ちで日本人夢の対決がお流れになる可能性も無きにしも非ずなので、その時のことはその時に考えましょう。
でも、僕はヤンキースファンに対しては忠誠心を誓いますよ!
あわよくば、今回もビールの差し入れも…。いやいや、お目当てはもちろん、ヤンキースの勝利です(笑)。

大一番を終えると翌朝、乗り換え時間も入れると8時間もの大陸横断のフライトを経て西海岸のシアトルへ移動します。
28日は午後18時5分からセーフコフィールドでマリナーズvsロイヤルズ戦があります。
ここは土曜日にしてナイター(開始時間は普段よりも1時間早いです)があるのがミソでした。
アメリカはご存知のように時差があり、東のニューヨークと西のシアトルとでは3時間もの時差があります。
要するにニューヨークからシアトルへの移動は実質8時間もかかるわけですが時計の針は5時間進むだけでして、この28日は僕にとっては3時間余分に時間をいただけるボーナスデー(?)なわけです。
そこへ持ってきてナイター観戦であれば移動後の観戦も時間的に可能なわけで、移動日をここに入れたのもそんな理由からです。

シアトルに関しては去年くらいから、「また行きたい」気持ちでいました。
事実、去年の観戦旅行の際も計画に考えていたのですが、安いクラスの航空券が満席だったことからあきらめた経緯もあります。
加えて、今年はイチロー選手のマリナーズとの契約最終年。
本人自身も開幕を前にしたインタビューで、「今年がここでの最後のシーズンになるかもしれない」と爆弾発言(これは球団への牽制球だと受け止めています)もしており、僕自身の予想でも「イチローは間違いなく出る」とふんでいます。
でも、僕にとってのシアトルはイチローであり、僕にとってのイチローもシアトル、セーフコフィールドなんですよね。
もう1度、その勇姿とシアトルのファンの声援を胸に焼き付けたいのが観戦計画にシアトルを組み入れた動機でした。
だから、対戦相手がどこだとかいうのは全く問題なかったんですよね。たまたまそれがロイヤルズであり、空席率が高いとか、ニューヨークからの移動で続けざまに観れるとかのプラス要素はありますが、セーフコフィールドでイチローのプレイを観れるのが最大にして最高の楽しみであります。

翌29日はデーゲームですが、この試合は事前にネットで1階席の前から12列目が空いていたので抑えました。場所は3塁側のネクストバッターズ・サークル前あたり。イチローの左打席はすぐ目の前です。
たぶん、大きな声を出せば(出すだろうなぁ、きっと…笑)届くかのような距離です。
この試合はニューヨークから数えて6日連続の観戦旅行の最後の試合にもあたり、シアトルの爽やかな青空の下、ベースボールへの思いも刻み付けたいですね。
| sammy | baseball: MLB | 22:36 | comments(2) | - |
京都の桜
もう10日も前になりますが、久しぶりの国内日帰り小旅行で京都へ行ってきました。
たぶん、京都へ行くのも、そこで桜を見るのも8年ぶりくらいだったと思います。
キッカケは18キップが使える時期だということだったのですが、さすがに日帰りで京都往復は辛い(若い頃だったら…)。
ならば、前日が朝まで仕事だったので昼間寝てから夕方出発の前泊も考えたのですが、そうまでするならばと行きだけ、途中から新幹線を使う(それでも強行軍の)手段で行きました。
それでも予算的には静岡から京都往復が1万円を切る値段ですから(通常時ならば鈍行列車の往復でも1万円を超えます)、リーズナブルと言えばリーズナブルな小旅行です。

京都到着は朝の8時。
「朝の空気」にこだわって、こんな早くに来たのですがあいにく、京都到着の5分くらい前からそれまでの快晴が嘘だったような曇り模様に。
「西からくずれる」天気予報は昨夜までは午前中いっぱいは持ちそうだったのですが、これではいきなり、気分も曇ってしまいます。8年ぶりだというのにね。

今回は完全なる突発的無計画だったので持ってきたのはカメラとフィルムのみ。
最近は便利さにまかせてデジイチ撮影が多かったのですが、動機の1つにはリバーサル・フィルムで思いっきり鮮やかに桜を撮ってみたい思いもあり、それは少なくともデジタルではまだまだ追いつけない領域の色表現だと思っていました。
でも、この天気。

とりあえず向かった先は東山の哲学の道。
ここから四条まで桜咲く中を歩いて下るプランにしました。



心配された空模様はバスを降りたあたりから青空も覗く晴天に。
「いやいや、よかった、よかった」とばかりに満開の桜をパシャパシャ。
朝9時前のまだ、まばらな観光客の中には行きの新幹線で同じ車両だった外国人カップルの姿もあり、他にも外国人観光客の姿がチラホラ。
桜と外国人。
このミス・マッチに京都らしさを感じたりしていたのですが次第に空には雲が広がり、午前10時前にはついに雨が降り出してきました。
南禅寺へと歩きついた頃に雨は止み再び、日差しも戻ってくるのですが、この日の天気はかな〜り気まぐれ。
その後も降っては止み、そして傘を持つ手が凍えるかのような寒さ。
四条通りへとたどり着いた頃には「桜を撮る」気力など、すっかりと失せていました。
ガイドブックも地図さえも持っていなかった自分は通りにあった看板地図を頼りに郵便局のATMを探すのですが、ここで祇園の白川沿いにある石畳の遊歩道へと迷い込みます。



ここは古い街並みと小川沿いの桜並木が美しい隠れた穴場でした。
そしてそこで偶然にも、CMのスチール撮影をしていた本物の舞妓さんにも遭遇します。
まったくの行き当たりバッタリの旅でしたが、これはラッキーでした。
だって、普通に旅していても桜と舞妓さんという京の春を象徴するかのようなシチュエイションには、なかなかお目にかかれないでしょう。
それが迷い込んだ先にあったわけですからウハウハです。



相変わらず、空の天気は気まぐれでしたが、残ったフィルムはここでの撮影に費やし、およそ半日ちょっとに及んだ京都小旅行を終え、早々と帰路に着きました。
あまりにも足早な小旅行でしたが、この日の散策写真はこちらにUPしてあるので、よろしかったらどうぞ!
| sammy | photo: 近風景 | 21:55 | comments(0) | - |
アリゾナの赤、カリフォルニアの青
僕の旅の好みは行き先ではアジアだったり、イスラム圏だったり、時にはキューバなんてのもありましたが最も多く行っている国はアメリカだったりするんですよね。
発展途上の国のパワーが好きなくせに、「なぜか?」と思われるのですがその目的の大半がMLB観戦とは言え、合間に楽しむ観光ももちろん興味津々、思い出たっぷりだったりします。
なのに、今までサイトの方ではろくに更新もせずに眠ったままの感動が多々あったのですが、今回はそんな中から2002年〜2006年に旅した記録としてアリゾナの大地とカリフォルニアの海、空、町を一気にUPしました。





題して「アリゾナの赤」、「カリフォルニアの青」。

内容はタイトルから察するとおり、アリゾナ編がフラッグスタッフからモニュメントバレー〜キャニオン・デ・シェイ〜セドナと旅した2002年3月末の景色に加え、2004年6月のグランドキャニオンを加えた赤茶けた大地と荒野。
対して、青の印象を全面に出したカリフォルニア編は南カリフォルニア南端にあるラ・ホヤを舞台に、こちらも2002年4月、そして昨年3月の2度の訪問から紹介。

どちらのアメリカもポジ・フィルムを使って強烈なる色の再現をしています。
僕自身、紹介する写真の数々に「惹かれる想い」があるのですが、サイトを訪れてくださった方々にも是非、その「想い」の一欠けらでも感じていただけたら…。最高です!
| sammy | travel: USA | 18:10 | comments(0) | - |
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